家屋の解体工事の費用はかなり高くついてしまいます。

誰もが解体工事の費用をできるだけ安く抑えたいと思うのではないでしょうか。

実は、家屋の解体工事に必要な費用は、解体工事の依頼方法や自分でできる作業などを自分ですることにより抑えることができます。

解体工事の費用を少しでもコストダウンさせたいと思う方は、今回紹介する家屋の解体工事の費用を安く抑える方法やポイントを参考にしてみてください。

家屋の解体工事の費用の相場 

家屋の解体工事の費用はどれくらいが相場なのかわからなければ、コストダウンができたのかどうかもわかりません。

家屋を解体工事する場合の費用相場は木造家屋では１坪当たり４万円~５万円程、鉄骨造では１坪当たりが6万円~７万円程です。

鉄筋コンクリートの場合では１坪当たり6万円~８万円程でしょう。

しかし、この金額は家屋本体の解体工事に必要な人件費用と処分費用だけで、実際に支払う《解体工事の費用の総額》とは異なります。

解体工事の費用の相場は解体工事をする建物の規模や建材、立地条件などによって大きく異なります。

それでは解体工事の費用のコストを低くできる具体的な方法を紹介いたします。

家屋の建て替えの解体工事の費用は安くできる

家の建て替えのために建設会社に見積もりを依頼すると、たいていは建て替えの見積りの内容の中に解体工事の費用も含まれています。

この解体工事の費用がポイントとなります。

この見積もりの中の解体工事の費用には手数料が含まれています。

ハウスメーカーや建設会社は自社で建物の解体工事を行わず、下請け業者や協力会社が実際の解体工事を行います。

下請け業者などに依頼する時に手数料が発生してしまいます。

この手数料のことを中間マージンといいます。

この中間マージンを実際どのくらい支払っているのか、計算をしてみましょう。

例えば３０坪の木造建築の場合ならば、家屋本体の解体工事は１２０万円～１５０万円程です。

中間マージンを１０％上乗せされたとすると、１３２万円～１６５万円程になるでしょう。

子の場合、中間マージンだけで１０万円以上も多く支払うということになってしまうのです。

当然、この中間マージンは抑えたいところでしょう。

中間マージンとは建設会社が解体工事をおこなう解体業者を紹介する際に発生するものになるので、解体業者を自分で探して見積もりをとってもらえば抑えることが可能です。

建築会社と別に、解体業者に解体工事を依頼する方法を《分離発注》といって、建て替えのコストをできるだけ下げるためにこの《分離発注》をする方が多いのです。

とくに大手の建築会社では下請けの解体業者に解体工事を依頼する場合が多いので、自社で解体工事を行うのかどうかを事前に確認するようにしましょう。