解体工事の流れ

家屋の解体工事はどのような流れで行うのでしょうか、家を解体工事する流れについて説明いたします。

一般的な一戸建ての家屋の解体工事の流れは以下の通りです。

1⃣解体業者に問い合わせをする
2⃣解体工事予定の現場の調査をしてもらう
3⃣見積書をもらう
4⃣解体工事を依頼する解体業者を決めて契約をする
5⃣近隣住民への挨拶回りをおこなう
6⃣配線や配管を撤去する
7⃣足場の設置や養生の設置
8⃣建物の解体工事をおこなう
9⃣廃材の撤去をする
🔟地中埋没物の撤去と整地をおこなう

この解体工事流れの中から特に確認しておくべきことを紹介していきます。

解体工事の流れ1⃣見積もり

見積もりは解体工事の費用が決定される大切な工程です。複数の解体業者に問い合わせて実際に解体工事をおこなう予定の現地を見てもらい見積もりをしてもらいます。
同じ解体工事であったとしても、解体業者によって解体工事の費用の見積もり金額は異なります。

複数の解体業者に見積もりをしてもらい、解体工事を依頼する解体業者を決めて契約しましょう。

解体工事の流れ2⃣解体工事の準備

解体工事の準備では近隣住民への挨拶や配管、配線の撤去などを行います。

近隣住民の住宅への挨拶回りは解体業者が行ってくれます。解体工事を行ない際には騒音や振動、粉塵などが発生するため、近隣の住宅へ必ず挨拶をして、解体工事の内容や解体工事の期間を伝えましょう。

電気やガスなどのライフラインの停止の依頼、配管、配線の撤去の依頼は自分で行います。契約している電力会社やガス会社に連絡して依頼しましょう。

ただし水道については解体工事で解体業者が使用する場合が多いので、一般的に停止の依頼は行いません。

解体工事でかかる水道代の負担はどうするかは解体業者によって違うので、前もって解体工事を依頼する解体業者にきちんと確認しておきましょう。

解体工事の流れ3⃣解体工事

解体工事の準備ができたら、いよいよ解体工事が始まります。まずは足場を設置したり防音シートで建物を覆ったりして近隣の住宅への影響を軽減するための処置などを行います。

次に内装材や設備機器、ドア、備え付け家具などを解体します。
次に骨組みである梁や柱、屋根を解体工事していきます。最後にコンクリートの基礎を掘り起こし解体、撤去したら、建物の解体工事は完了となります。

解体工事の流れ4⃣廃材処理と整地

ガラスや木などの廃材を分別して運び出します。

その後、地中に何か埋没物はないかなどを確認して、整地作業を行い土地を平らにして、解体工事は完了となります。