解体工事の手順を確認しましょう。実際に作業を行った場合に、作業内容が違った場合には確認をするようにしてください。

解体業者と契約をして解体工事の準備を行う

解体工事を行う場合には解体業者選びから始めます。見積もりは複数の解体業者に依頼すると、相場より高い費用を請求されるなどという事を防ぐことができます。

見積もりの依頼をする際には、現地調査を必ずしてもらいましょう。地中埋設物の有無や土地の形状などによって、解体工事の費用は違ってきます。現地調査の際にはできる限り立ち会うようにしておくと、現地調査でのいい加減な見積もりなどを防ぐことができます。

信頼できる解体業者を選ぶ事ができたら、契約をしましょう。

不明な点や気になる事があれば契約する時までに解決しておきましょう。後々、トラブルなどが発生しないためにも必要でしょう。

解体工事を行なう際には申請などが必要になるために、申請書類の作成をして申請をします。

この時に必要な書類などは解体業者が作成してくれる場合が多いので、委任状などを作成して代行してもらうとよいでしょう。

解体工事をおこなう

解体工事を行なうにあたって、近隣住民への挨拶をすることはとても大事になります。施主と解体業者が一緒に挨拶に伺ったり、解体業者のみが伺ったり、挨拶の方法はいくつかありますが、解体工事の説明と解体工事への理解を得る事でトラブルなどを未然に防ぐことができます。

廃材の処理と整地工事を行う

解体工事が終わると、掘り起こした土地を綺麗に平らにするための整地を行います。

必要に応じた方法で整地を行いますが、売却などの予定などがない土地の場合では、粗整地をしておくというようになります。

綺麗な更地にしておく事が、売却をする際にも有利になるでしょう。

解体工事で出た廃棄物は決められた種類や方法に分別して、産業廃棄物として処分します。

解体工事で発生した廃棄物は一般廃棄物としての処分ができないので、一般ごみと一緒に処分したり、不法投棄などをされないように注意します。

処分をした時には、マニフェストという産廃処理を適正に行った証明書類が発行されますので必ず受け取るようにしましょう。

もしマニフェストがもらえない場合では注意が必要でしょう。正しい処分が行われない場合には解体業者だけでなく、施主も罰せられます。