マニフェストや契約書の発行ができるか

見積書だけではなく、契約書や領収書やマニフェストなどの発行ができるかどうかの確認をすることも解体工事を依頼する業者を選ぶポイントでしょう。

マニフェストとは《E票》とも呼ばれていて、解体工事の後の廃棄物の処理が最終処分場で適正に完了したことを証明する書類の事です。発注者が希望すればとコピーを受け取ることができます。

契約書やマニフェストの発行を渋るような解体業者は適正な廃棄物の処理を行っていない可能性が高く、その他の規定なども軽んじる傾向があるといえるでしょう。

第一印象は良いか

初回の電話対応の際や担当者などの第一印象は、解体工事の業者の企業体質を表しています。

良識のある解体工事の業者の受付や営業担当は、言葉遣いや身だしなみなどにも気を配り、受け答えも丁寧でしょう。家屋や建物の解体工事に不慣れな相手への対応をきちんと心得ているために、書類などを使ってわかりやすく丁寧に説明してくれるでしょう。誠実な対応が行われているかどうかも解体業者を判断する材料になるでしょう。

連絡がスムーズかどうか

会社や担当者との連絡をスムーズにすることができるかどうかは、信頼できる解体業者を選ぶポイントになるでしょう。

計画性がなく、対応に追われているような解体業者ですと、連絡がスムーズにできていないケースが多いでしょう。また、回答期限を守らないような場合は、施工時の対応もルーズになるでしょう。

お客重視の会社では、自社電話を転送したり、連絡の方法を複数聞くなどしてそれなりの工夫をしています。

坪単価が安すぎではないか

ホームページページや見積書などで、坪単価が地域の相場の費用と比べてあまりにも安すぎる解体業者は、高額な追加料金を請求してきたり、いい加減な廃棄物処理が行われている可能性があるので気をつけましょう。

解体工事の費用は適正な廃棄物処理や人件費用も含まれています。きちんと法律を遵守した業務を行えば、相場の費用から極端に安い価格の設定は不可能でしょう。