解体工事を下請けや孫請けに流していないか

解体工事を自社で施工を行わず下請け業者や孫請け業者に丸投げする解体業者は、施工の責任が曖昧になってしまうケースがあるでしょう。

下請け業者や孫請け業者は手数料を引いた金額で受注するので、金額に見合った解体工事ができない事が多い傾向になります。

現地の調査で営業の担当が同席しないような場合や、調査員が依頼した解体業者と異なる場合は丸投げを疑いましょう。

追加の費用について事前にきちんと説明があるか

解体工事中の追加の費用について、前もってきちんと説明があるかどうかは解体業者を選ぶときの大切なポイントといえるでしょう。

現地調査をしていても、解体工事中に追加の費用が発生してしまうケースもあります。見積書や契約書などに追加の費用の注意書きなどがあるかどうかを確認しましょう。

どのような場合に追加の費用が発生するか、もし発生した場合の解体業者側の対応なども確かめておきましょう。

解体工事の進捗状況にあわせた適正な支払い条件を設定しているか

支払い方法が選択できるような条件設定している解体業者を選べば、安心して解体工事を任せられます。

解体工事では一括払いと分割払いの支払いが一般的になります。一括払いは、解体工事の完了後に解体工事の代金を支払う方法です。

分割払いでは解体工事の前と解体工事中、解体工事の完了後が多く、マンションなど大型の物件の場合ですと、支払い回数も多く設定されるでしょう。

解体工事では解体工事の完了後の一括払いが一番多く、解体工事の前に多額の支払いを求めてくる場合は経営が苦しい可能性もあります。

事故やトラブルなどが発生した際のクレーム対応などを確認する

万が一の解体工事中の事故やトラブルなどへの対応のチェックは、起こりうるトラブルなどの例をチェックしておくと良いでしょう。

《もし、重機の振動などで隣の家にヒビが入った場合どうなりますか》など解体工事でよくある事例を聞くと、チェックに有効でしょう。

過去の対応の事例や事前の対策、その際の処理などについても質問しておくと安心でしょう。