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2025年8月7日更新 スタッフブログ
大阪の解体工事の費用相場とは?木造・鉄骨・RC別に徹底解説します!【大阪の解体工事ブログ】

大阪の解体工事の費用相場とは?木造・鉄骨・RC別に徹底解説します!【大阪の解体工事ブログ】
大阪府東大阪市にお住まいの皆様こんにちは!
大阪の解体工事『大阪クリーン解体』のブログ更新担当です!
大阪の皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回は、【大阪の解体工事の費用相場とは?木造・鉄骨・RC別に徹底解説します!】についてご紹介していきたいと思います。
contents【目次】
- 【大阪 解体工事】「解体費用っていくらかかるの?」
- 【大阪 解体工事】解体工事の費用はどう決まる?
- 【大阪 解体工事】建物の構造別|大阪の解体工事費用の目安
- 【大阪 解体工事】解体工事の費用を左右する6つのポイント
- 【大阪 解体工事】①立地条件(道幅・重機の搬入可否)
- 【大阪 解体工事】②建物の階数・構造
- 【大阪 解体工事】③残置物の有無
- 【大阪 解体工事】④地中埋設物
- 【大阪 解体工事】⑤アスベストの有無
- 【大阪 解体工事】⑥養生・近隣対策
- 【大阪 解体工事】見積書のチェックポイント
- 【大阪 解体工事】解体工事費用を抑える3つのコツ
- 【大阪 解体工事】まとめ
「解体費用っていくらかかるの?」
家を取り壊すことになったとき、多くの方が真っ先に気になるのが「解体工事の費用」ではないでしょうか。
特に大阪のように住宅密集地が多いエリアでは、費用の目安がわかりにくく、思ったより解体費用が高くついた…という声も少なくありません。
ここでは、大阪での解体工事の費用相場を中心に、構造別(木造・鉄骨・RC)の違いや、費用に影響する要素、節約のポイントなどを詳しく解説したいとおもいます。
解体工事を検討している方、将来のために情報を集めておきたい方の参考にしていただければ幸いです。ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
解体工事の費用はどう決まる?
解体工事の費用は、単純に「建物の広さ」だけでなく、建物の構造・立地条件・周辺環境・廃材の処分方法・残置物の有無など、さまざまな条件によって大きく変わります。
例えば同じ30坪の建物でも、建物の構造・立地条件・周辺環境・廃材の処分方法・残置物の有無などの違いで以下のように大きな差が出ることがあります。
木造住宅:90~150万円
鉄骨造住宅:120~180万円
RC造住宅:150~240万円以上
こうした金額差を生む要因を理解しておくことで、不要なコストを回避する手助けになります。
解体工事の費用は建物一つ一つ異なるのです。
建物の構造別|大阪の解体工事費用の目安
解体工事の費用は、建物の構造によって大きく異なります。
特に大阪府内においては、木造・鉄骨造(S造)・RC造(鉄筋コンクリート造)といった構造ごとに、解体工事の手間や処分する廃材の種類・量が異なるため、相場も異なります。
例えば、木造住宅の解体工事の費用は1坪あたりおよそ3〜5万円が目安となっており、延床30坪の場合は約90万円〜150万円程度が一般的です。
木材は比較的軽く、分別や処分も容易なため、他の構造に比べて費用が抑えやすいのが特徴です。
一方、鉄骨造(S造)住宅になると、鋼材の切断や搬出に手間がかかるため、坪単価は4〜6万円とやや高くなり、30坪の建物で120万円〜180万円前後が相場となります。
さらに、RC造(鉄筋コンクリート造)住宅では、コンクリートの解体に専用の重機が必要となり、廃材の処分費用もかさむため、1坪あたり5〜8万円と最も高額です。
30坪の場合は150万円〜240万円程度を想定しておくと良いでしょう。
このように、建物の構造は解体費用に直結する非常に重要な要素となっています。
解体工事の計画を立てる際には、まずご自宅や物件の構造を把握しておくことをおすすめします。
解体工事の費用を左右する6つのポイント
解体工事の費用は、「建物の構造」だけで決まるものではありません。
現場の状況や周辺環境、取り壊す際の障害要因などによって、見積もり金額が大きく変動することがあります。
ここからは、大阪で特に費用に影響しやすい6つのポイントを詳しくご紹介します。
①立地条件(道幅・重機の搬入可否)
大阪市内のような都市部では、古くからの住宅街や商店街にある建物の多くが、道路幅が非常に狭く、大型の重機が入れないケースが少なくありません。
こうした現場では、ユンボやダンプなどの重機を敷地内に直接搬入できず、小型機械や手作業(人力)での解体作業が必要になります。
重機が使えないということは、作業効率が大きく下がるため、そのぶん作業日数が伸び、結果として人件費が増加し、解体工事の総費用も高くなる傾向にあります。
また、狭い道路では、トラックで廃材を運び出す際の回数が増えるため、運搬コストも上昇します。
さらに、歩行者や隣接住宅への安全対策として、警備員の配置や仮囲いなどが必要になることもあり、それらの費用も加味されるのが一般的です。
②建物の階数・構造
解体工事をおこなう建物が2階建て以上の構造の場合、解体工事においては足場の設置や高所作業用の設備、安全対策が必要になります。
そのため、平屋建てと比べて、作業工程が増え、解体費用も高くなるのが一般的です。
たとえば、3階建ての鉄骨造やRC造の建物を解体する場合は、階数ごとに段階的な解体作業が求められ、クレーンや大型重機の使用、廃材の搬出経路の確保など、より複雑な工程を経る必要があります。
さらに、建物の構造が頑丈であればあるほど(特に鉄骨造やRC造)、解体にかかる手間と時間も増加し、処分費や工期に比例して費用が高くなります。
③残置物の有無
解体予定の建物に、家具や家電、生活雑貨、布団、衣類などの残置物がそのまま残されている場合、それらを別途処分する作業が発生します。
残置物の撤去は、通常の解体作業とは別工程となり、仕分け・搬出・運搬・処分までを行うため、想像以上に人手とコストがかかります。
一般的には、1部屋あたり数万円〜10万円以上の費用が加算されることも珍しくありません。
特に、空き家や相続物件、賃貸退去後の解体では、前住人の荷物が大量に残っているケースもあり、残置物撤去の費用だけで数十万円規模になることもあります。
不要品を自分で処分できる場合は、事前に片づけておくことで、コスト削減につながるでしょう。
④地中埋設物
解体工事が始まるまでは見えない「地中部分」には、思わぬ埋設物が隠れていることがあります。
たとえば、以下のようなものがよく地中埋設物として見つかります。
・古い建物のコンクリート基礎
・浄化槽や簡易トイレのタンク
・井戸跡や防火水槽
・廃材(コンクリートガラ・レンガ)の埋設
・ガス管・水道管などの配管の残骸
これらが発見された場合、追加工事が必要となり、別途費用がかかることになります。
地中埋設物の撤去費用は内容によって異なりますが、10万円〜30万円程度が追加されるのが一般的です。
見積もり時点では判断が難しいため、「追加費用が発生する可能性がある項目」として見積書に記載されていることが多く、事前に説明を受けておくことが重要です。
⑤アスベストの有無
築30年以上の建物を解体する際に注意したいのが、アスベスト(石綿)の存在です。
かつて断熱材や吹き付け材、屋根材などに多く使用されていたアスベストは、人体に有害な物質であることが判明しており、除去には専門業者による厳密な作業が必要です。
アスベストが含まれているかどうかは、事前の「簡易調査」や「分析検査」によって判断されます。
もし含有が確認された場合、専用の除去作業と飛散防止措置を行った上で、法令に基づいた適正処理を行う必要があります。
アスベスト除去にかかる費用は、数十万円〜100万円以上になる場合もあるため、予算計画に含めておくことが大切です。
また、アスベストの除去は国の補助制度がある場合もあるため、市区町村に問い合わせて補助金の有無を確認することもおすすめです。
⑥養生・近隣対策
大阪の住宅地は建物が密接していることが多く、解体工事の際には粉塵・騒音・振動・建材の飛散などのトラブルが起こりやすい環境と言われています。
そのため、防音パネルや防塵シートの設置、高圧散水機による水まき、足場の組み立てなど、さまざまな「養生作業」が必要となります。
これらはすべて近隣への配慮として行うもので、安全対策費・仮設資材費として5万円〜20万円程度が追加されることが一般的です。
また、騒音や粉塵がひどいと、近隣住民とのトラブルに発展するリスクもあります。
事前のあいさつ回りや掲示物の設置、作業中の配慮も重要です。
解体業者の対応が丁寧かどうか、養生や近隣対策をしっかり計画に含めているかどうかは、見積書や施工実績などでしっかりとチェックしておきましょう。
見積書のチェックポイント
解体業者から見積もりを取ったら、以下のポイントをしっかりチェックしましょう。
-
建物本体の解体と、基礎撤去の費用が分けて明記されているか
-
残置物撤去が含まれているかどうか
-
地中埋設物やアスベストが発見された場合の対応が記載されているか
-
産業廃棄物の処分方法・費用の内訳
-
養生シート・足場費用が含まれているか
不明点は必ず質問し、曖昧なまま契約しないことが大切です。
解体工事費用を抑える3つのコツ
① 複数の業者から見積もりを取る
同じ条件でも業者によって10万〜50万円の差が出ることは珍しくありません。
相見積もりは面倒に感じるかもしれませんが、費用とサービスのバランスを見極めるために重要です。
しかし、値段の安さだけを見て依頼する解体業者を決めてしまわないように注意が必要です。
② 残置物を自分で処分する
可燃ごみや粗大ごみとして処分できるものは、事前に片づけておくことで数万円の節約になることもあります。
③ 補助金制度を活用する
大阪市をはじめ、一部の自治体では解体費用に使える助成金制度が設けられています。
例)大阪市「狭あい道路沿道老朽住宅除却促進制度」など
解体予定の建物が補助金の対象となるのかを市に確認することをおすすめします。
もちろん、解体業者も相談に応じてくれます。
まとめ
今回は、【大阪の解体工事の費用相場とは?木造・鉄骨・RC別に徹底解説します!】についてをご説明いたしました。
解体に関してご相談・お見積もりは、是非一度、大阪クリーン解体にご相談ください。