上屋解体

解体工事の業者は建物の内部の解体工事が終了したら上屋解体をします。しの方法としては間仕切り壁の撤去をして上階の上スラブの撤去、屋根の撤去、最後に外壁の撤去をします。

RC造の建築物において、最後に残った外壁の撤去の作業にも神経を使う作業となります。主に転倒工法と呼ばれる方法で解体工事をおこないますが、内側に外壁を倒すようにする必要があります。そうしないと近隣の建物などへの損傷や足場の倒壊といった事故などにつながるからです。

また、コンクリート破砕の時に多量の粉塵などが発生してしまうために、大量の散水も必要になるでしょう。上屋解体では細心の注意と配慮が求められるでしょう。

基礎の解体工事

基礎の解体工事を行ないます。基礎という部分は長年にわたってその建物を支え続けていた部位になります。当然、基礎を構成する鉄筋やコンクリートの厚みなどが大きく、そしてそれらが地中にあるために解体工事に膨大な費用が必要になる場所になります。

基礎の部分の大きさと構造によって、解体工事に要する費用と日数が多く必要になるでしょう。

地中障害物の解体工事

地中障害物の解体工事は、解体工事の最終段階の工法です。地中には基礎以外に浄化槽や地中杭、便槽、水道管などといったものもあり、全面撤去する必要があります。

また便槽などの汚物抜き取りを行う際は消毒なども行う必要があるでしょう。

地中障害物の撤去作業が完了すれば解体工事は完了に近づくでしょう。

整地

RC造の建築物の解体工事は、整地して更地にする事によって完了いたします。解体工事によって発生した廃棄物や搬入した機器、仮設などを撤去して整地して現状に回復いたします。

埋戻し工事はRC造の建築物の基礎の部分が大きいために必要となります。重機を使用して転圧を施し、丁寧に原状回復します。